2011年12月11日

関西Aリーグ入替戦に思う。

DSNメンバーで関西Aリーグ入替戦を見に行ってきました。
去年は同志社の入替戦に異例の2300人が集まったという宝が池球技場。
今年も多くの大学ラグビーファン、関係者が駆けつけていました。
結果は、今年もABリーグの入替えはありませんでしたが、
第1試合の摂南大学対龍谷大学、第2試合の京都産業大学対大阪産業大学ともに、
選手達の必死の思いが伝わってくる熱い試合となりました。

Bリーグのチームにとって、Aリーグの壁は厚いのでしょうか?
龍谷大、大産大ともにAリーグのチームと比べても遜色のないプレーを見せてくれたのに、最後の5分圧倒的に攻めたにもかかわらず逆転の瞬間を掴み取ることが出来ませんでした。
熱い気持ちだけが空回りするむなしさに、6敗7敗であろうとAリーグでもまれた経験値に差があると言う人もいます。
すぐそこにある何かは、気持ちだけでは掴むことのできない何かだと思い知ることになったのでしょうか。

Aリーグのチームにとって、入替戦はどのような思いで臨んでいるのでしょうか?
得るもののために挑戦してくるBリーグチームと違い、Aリーグチームは失わないために試合をします。
4年生にとっては、それは後輩達のためであり、これまで自分達を支えてくれた多くの関係者やファンのためであるかもしれません。

しかし、Aリーグ、Bリーグと言っても所詮同じ二十歳前後の大学生達の勝負、そこに格上も格下もない、気持ち一つでどうとも転ぶモノであることを知っています。
最終節で立命館を下して意気上がる京産大がこれほど苦戦すると誰が思ったでしょうか。
京産大のキッカーはリーグ戦ですばらしいキックを連発していましたが、
きのうは当たらず、後半の接戦を招いてしまいました。
勝つと負けるは天国と地獄。Aリーグチームの選手達は、恐怖の中で試合をしていたのではないかと思います。
今年、摂南も京産も、その恐怖の中で最後の5分を守り切り踏みとどまりました。

入替戦は情けないですか?
摂南の保護者の方は勝利に涙を流し、京産のファンの皆さんは抱き合って喜んでいました。
メンバーの一人が、同じAリーグチームの残留を喜ぶと同時に、はね返されたBリーグチームを思うと胸が痛んだと言っていました。
龍谷大、大産大ともにいいチームでした。
来年こそは上がって来てほしいと、決して同志社ファンの上から目線でなく、純粋に大学生のラグビーが好きな人間として思うのです。
そう思わせてくれるすばらしい2試合を見せていただきました。

去年の同志社の4年生達も、恐怖の中で入替戦を戦ったことと思います。
彼らの死にものぐるいの先に、今年の同志社がある。
先輩から後輩へ1年そして1年と受け継がれていく大学ラグビーというスポーツ。
その脈々と繋がる一本道の中で入替戦というエピソードがどれほど感動的なものか、しみじみと感じることが出来た一日でした。

京都産業大学対大阪産業大学の最後の攻防を撮影してくださっている動画をご紹介します。



posted by DSN at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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